カテゴリ:釣旅( 23 )

北海道

お友達に誘われ北海道で釣りをしてきました。
北の釣りは久しぶりですし、このブログで釣り記事のアップは初めてかもしれません(笑)
時間の関係で釣りは長く出来ませんでしたが、6月の新緑の森での釣りは気分最高でした。
蝦夷ハルゼミの大合唱の中、雪代が終わりかけの冷たい流れに立ち込み、竿を振れる幸せ・・・
釣果は二の次です・・・(汗)
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ニジマスは30センチ止まりとイマイチでしたが、北海道らしいきれいな魚でした。今回は時期が少し早すぎたようです。もう少し水が下がってくれば最高になるのですが・・・・
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by katsu-flux | 2013-06-12 17:35 | 釣旅

秩父フライフィールド

秋晴れの気持ちの良い釣り日和に埼玉県秩父市にある秩父フライフィールドに行ってきました。
ここは秩父漁協が運営するC&R管理釣り場です。浦山ダム下の約1キロ区間の小渓流でフライフィッシングが楽しめます。やや垢腐れした石ではありますが、湧水も多く水はまあまあ、瀬あり、プールありとフライには最適な良い流れです。
山女魚、岩魚、ニジマスとコンディションいい魚が日差しが暖かくなる10時頃、めちゃライズし始めます!フタバコカゲロウがパラパラと出始めるとプールのあちこちで波紋が広がります。魚達はややすれ気味ですので20番以下のCDCフライが最適ですね。
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今回は久しぶりに岩井さんとご一緒させて頂きました。同じ秩父仲間ですからっ!そういえば僕が子供の頃、初めて山女魚を釣ったのはこの浦山川だった。今から35年?以上も前だ・・(汗)!
相変わらず岩井さんはマイペースでバンバン魚を掛ける、ホントよく釣るなあ!
写真のニジマスは9XにCDCミッジ20番で釣ったニジマス、力が強くヒヤヒヤでした。魚体も綺麗ですョ。
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※居着いている猫をかまう岩井さん、魚が釣れると待っていました!とばかりにまとわりついて来る(笑)
結局、夕方4時までライズは止まらず楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。
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秩父フライフィールドは11月30日までの営業となります。受付は午前8時から、釣りは午後4時まで。
一般¥2,500 中学生以下¥1,000
予約優先なので必ず電話で確認してからお出かけください。(1日12名まで)
秩父漁業協同組合 0494(22)0460
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by katsu-flux | 2012-11-15 23:05 | 釣旅

夏山女魚

本当に暑い日が続いていますね!
関東、東北の渓流も上流部は渇水になり、山女魚はめっきり釣りにくくなりました。
代わりに流れのプールにポカンと浮いているイワナのハンティングが楽しい時期でもあります。
そうそう、アブ対策も忘れずに!ハッカスプレーは必携です
そんな中、運良く岩盤の緩いプールでライズを繰り返す山女魚に遭遇
慎重に立ち位置を決め、ティペットを新しく交換、フライングアントの18番の半沈みをフライ先行で流し込みました。
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この日は運良く、1尺と2泣尺を掛ける事が出来ました。珍しい事です(笑)
8月からは最上流部のイワナ釣りが楽しいですね、小さいテント、シュラフをコンパクトにパッキングして、お気に入りの渓へ・・・1泊2日の楽しい旅が始まります・・・・
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by katsu-flux | 2012-08-06 17:57 | 釣旅

FFスクールのついでにちょっと寄り道

渓流FFスクールのついでに近くの渓流へ・・・
3時間ほどの釣りでしたが、釣れる全てのサイズが27~29センチと山女魚が高活性でした。
当日は水生昆虫のハッチが無い中で、やはりこの時期、このフライが大活躍!
流れの瀬をゆっくりとドリフトさせるのはアンカー効果のある半沈みのパラシュートアント、フラットなプールで静かなライズや浮き気味の山女魚をそおっと狙うには繊細なCDCアント、もちろんCDCフェザーとヘッド部分にのみフロータントを塗り、お尻の部分は沈ませます。このフライはGoriさんからの頂き物です(笑)
やはり川原の石周りには大きな蟻がチョロチョロしていました
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こんな短時間でつ抜けは久しぶり(爆)!久々に楽しめました
タックル・・・・KTYSSリーダー14F5XにKTYSSティペット6.5Xを1メータープラス、リールはWaterWorks F2SLに3MのProSeries,DT4Fを使用
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by katsu-flux | 2012-06-27 14:36 | 釣旅

開田高原で

今回は長野県の開田高原へ
木曽福島を過ぎ、黒川沿いのワイディングロードを走り抜けるとそこはひんやりとした空気が心地よい
白樺林のあいだから突然視界が広がる高原には残雪残る美しい御嶽山、そしてきれいな渓流がたくさん・・・・ここはまさにFFパラダイスです。
目的は釣りなのだけど、実はそれ以外の事も・・・・
ここで激ウマパスタ&ピザのお店を開いている花猿亭さんは釣り人も多く訪れ、ランチや釣り談義をする楽しいカフェ&レストラン。
もちろんオーナー夫婦は釣りキチ(笑)なので話も弾みます。
そんな花猿亭さんにKTYの消耗品(フロータント、糸関係の小物)などを少しだけセッティングしてきました。
実は川でティペットが無くなった、リーダーが足りない!などの現場での悲惨な?声に答えるべく対応です(笑)
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なにやら釣り談義で盛り上がり中!(笑)国道361号線沿いのある花猿亭さん、ぜひお立ち寄りくださいね、マル秘ポイントの地図もあるかも?!
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数時間の釣りでしたが岩魚が高反応!ただし川の水が少なかったので水量のある流れを選び更に「竿抜けポイント」に絞る作戦、やはりドライフライにバンバン出ました。
翌日は山越で岐阜高山方面へ
雨混じりの天気に心が踊る(笑)限られた時間内でアマゴとイワナを釣ります、それにしてもアマゴの朱点はなんとも言えない美しさがある・・・・山女魚も好きだが尼子も良いな(爆)
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岐阜の渓は本当に久しぶり
水量、水質、そして石色もいい・・・良好な河川環境がきれいなイワナ、アマゴを育てていると感じた
魚影も多く、楽しい釣りができました。後ろ髪をひかれつつ、東京に戻ります(涙)・・・・・
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by katsu-flux | 2012-06-19 10:49 | 釣旅

初秋の東北へ!

群馬県神流川で開催された神流川C&Rフォーラムに2日間参加してまいりました。
釣り人にとって好ましい環境作りをする事で、それが地域の活性化を生み、人と人が繋がり更なる発展が望め、釣りを通してみんなが幸せになれる・・・そんな事を予感させる大きな力を感じた2日間でありました。

2日目は前日の冷たい雨からすっかり好天、秋らしい気持ちの良い天気で釣り欲も満々(笑)
午後から支流の本谷C&Rエリアにシルキーウッドの細川さんと2人で最上流部の流れに向かう

谷下の小さな堰堤の深みには尺を越えるヤマメ達が水面をゆーっくりと散歩中・・・
僕ら人間との距離感を微妙に感じながら余裕で水面上の何かをぽつーんとついばんでいる・・・
いや~なヤマメだ(笑)

こんな釣りが大好きな細川さんは匍匐前進、まるでネコ(トラでも良いが・・)が獲物に近づくように背後から忍び寄る・・・
ヤマメの回遊コースを読み、セットポジションから竿とラインの存在感を消すクイックショートレンジでヤマメから離れた水面にキャスト・・・

水面にインパクトを与えない、小さなラインストリップでヤマメに餌の存在感を与え、その時を待つ(ドキドキ)・・・・・・

鼻面、寸止めでギラリ反転して深みに戻っていくヤマメ・・・・
顔を手で覆い、天を仰ぐ細川さん・・・見応えがありますなあ(笑)

でも、流石ですね!
桂川で鍛えたリーディングウォーターが冴える時が来ます
数少ないカワゲラ類の流下に反応しているヤマメに狙いを付け・・・
先ほどのネコキャスト(笑)でカワゲラに生命感を与え、リアクション喰いを誘う・・・

見事、水面が炸裂!竿は大きくしなり水中ではギラギラと反転しがら抵抗・・・
しかしランディング寸前で・・・・
こんな楽しい釣りを昼過ぎまで行い、無事にフォーラムの閉会式を迎える事ができました。
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さあっ!このまま僕は東北に向かいます
車窓から見える神流川の流れに後ろ髪を引かれながら
そして北の流れに気持ちの高鳴りを感じながら

夜中の東北道をいつもよりゆったりと走る
6月のハイシーズンとは異なり気持ちが落ち着いている
秋の東北は欲張りな釣りはしない
良い魚だけをじっくりと狙いたい
今シーズンの締めくくりは秋空の柔らかな日差しとひんやりとした空気の中で最高の1匹が釣れればいい、そう1匹でいいのだ
そんなシチュエーションで釣りをしたい・・・・

そんな思いから選んだのは山形、日本海側の鳥海山から流れる日向川だ
果たして良い山女魚は出るのだろうか?
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初秋の日差しは本当に優しく、気持ちの良いものだ
時折吹く風は渓流を歩いて汗ばんだ額の心地よい

丁寧にポイントを見極めフライを撃っていく・・・
少しの深みでも小さいヤマメ出てしまうので狙いは大場所に気持ちを集中

堰堤のライズは本当に気まぐれで同じレーンでの2回目は10分待っても起きる気配が無い・・
目立った水生昆虫の流下も見あたらない・・・
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それでもなんとかまあまあのサイズは釣ることができた

ふと視界に入るハデなライズ!これは大物?

8Xのフロロカーボンに結んだサスペンドアント#18はようやく見つけた流芯のいただきライズ(笑)にすかさずキャスト・・・
ドラグが掛かるはずもない流れなのだがそのフライはヤマメの大きな鰭で叩かれた。

時間をかけて攻略したが二度と水面には現れなかった
完敗である・・・・・
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日差しが少し傾くと更に光りが柔らかくなり、汗もいつの間にかすっかりひいていた
つるべ落としになる前の空は本当に気持ちが良い
若いススキと残り少ないトンボ達が風に揺れる穂先に止まったり、離れたり・・・
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9月の禁漁まであと僅か・・・
移動する車から見える庄内平野の夕日が美しい
さあ、残り少ない釣旅を楽しもう
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by katsu-flux | 2009-09-17 12:56 | 釣旅

20年ぶりの西表島へ!

飛行機の窓からはどんよりとした厚い雲が一面に広がり、降下するにつれがたがたと機体が大きく揺れる。
雲に突っ込むと同時に白い霧のような世界から一変、一気にまぶしい光りの中に沖縄と葵い海が目に飛び込んできた。

じつは沖縄でちょっとした用事があり、それを済ませたら今回の釣旅はあの島に行く予定なのだ。

20年前に訪れたその島の記憶は僕の中で未だ強烈に残っており・・・・
あの限りなく美しく神秘的な深い海、どこまでも広がる白い砂浜、マングローブに抱かれた深い緑したやさしい川・・・・
あたりが暗くなるまで竿を振り続け、はっと気づいて見上げた空の色、夕方から夜に刻々と変わるあまりの美しさに竿を振ることが出来なかった事などなど・・・・

那覇から石垣に飛び、石垣港から船で45分のスケジュール
港のあまりの発展ぶりに驚きつつ乗船、西表島の上原港に到着してまたびっくりした
20年前の港はイルカがすぐそばまで遊びに来たりして、訪れる人も少ない小さな港だったからだ。

それでも西表の森は変わっていないようだった
川をカヌーで遡り、ひるぎのジャングルを抜け、そこに広がる西表の大自然の森があった

更に上流を目指すと川は渓流になり、透明で栄養たっぷりの水がとうとうと流れている
まるで東北の山深い渓流と何ら変わらない景観・・・いったいここはどこなのだろうと錯覚してしまう
東北との違いは川の水温が高く、魚が岩魚ではなく、おおくちゆごいという魚がドライフライに猛然とアタックしてくることだ。

今回は黒鯛狙いで僕はマングローブの流れに立つ
狙いは対岸ぎりぎりのひるぎの根もとや大石の裏側のピンスポット
アキュラシー度の正確さで釣果が左右される釣りだ
カヌーなどでアシスト、ガイドしてくれるのは西表に15年前に移住、現在フィッシングガイドをしているワンオーシャンの永井さん

的確なポイント選びのおかげでここぞという場所からは必ず僕のポッパーフライをマングローブジャックや大きな黒鯛が襲いかかってきた
何度となくばらしまくり、思わず歓喜?の大声が誰もいないマングローブの森にこだまする・・・(笑)
静まりかえった干潟で姿を見せずに不思議な音を鳴らす貝のかん高い音が笑っているかのようにパーン、パーンと川面に響き渡る・・・
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午後からは船で海に向かう
立ちこめる深さのリーフに案内してもらいここでは8番ロッドで思いっきりのキャスティング
クレイジーチャーリーのアレンジパターンは南の魚に人気があるようだ

小気味よい強烈な引きがぐんぐんとロッドに伝わってくる
イヤーこれも最高楽しい!
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西表の魚達に遇ったあとは、お楽しみ
もちろん夕方からのハッピーアワー

いままで畑だった場所に最近できたという立派なレストラン(島には似合わない?)に向かう
冷えたオリオンの生ビールグをビグビやり、更にもう2杯!
パパイアのサラダ、マングローブ蟹のスパゲッティー、グルクンのフライ、定番のゴーヤチャンプルーに八重山そば、アグーのソテー・・・・
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西表の夜はまだまだこれからだ(笑)

テラスから辺りの森に目をやると地ホタルの幼虫が草の間や地面の辺りでちらちらと光り、ライティングされた白い壁には小さな虫を狙いに来たのだろう、ヤモリたちが忙しそうに壁を走りまわる・・・

暗い紫色の空には大きなコウモリが音もなく飛んでいった、フルーツバットだろうか?

宿に帰る夜道、千鳥足で見上げた満天の天の川が本当の川のように見え、山の方からは西表ヤマネコの遠吠えが聞こえてきた。
どうやら泡盛は僕に西表の夜にいい体験をさせてくれたようだ・・・・・・(笑)
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by katsu-flux | 2009-08-07 11:54 | 釣旅

釣り旅再開 その3 雨男、泣き尺連発!

いよいよ東北の釣り旅も最後の日を迎えた。
最終日を飾るように、霧雨が朝から降り続いている・・・
ほど良い湿気を含んだ冷たい空気が頬に降りかかり、とても気持ちがいい。

今日は岩手の兄ぃと1年ぶりの再会。
待ち合わせの道の駅にけたたましいディーゼルの音が響き、兄ぃのランクルがゴォーっと勢いよくやって来た。
兄ぃは少し白髪が増えたようだけど、とても元気なようでひと安心
どうやら釣り三昧の生活が身体に良いようなのだ・・・(笑)

今日の川は長い峠を何本も超えた所にある大川
ここはとびきりの清い水が流れ、良いサイズのヤマメ、イワナがたくさん泳ぐ川なのだ
さあ、急いで荷物や竿やベストをランクルに放り込み、雨の大川へ向け出発!
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どんなに雨が降っても川には濁りが入らなかった
周りの山々がしっかりしている証拠だ。

一時的に雨が激しく降り続いた
たまらず木陰で雨宿り
レインジャケットにしたたり落ちる雨の心地よいリズム音・・・
流れを見ながら、雨音を聞いているうちに・・・うとうと眠くなって・・

はっ!として我に帰る・・数分眠ってしまったようだ
目の前の流れに目をやるとライズが起きた!
この雨の中、水中では魚の活性が上がっているようだ
川底では何かを補食しているのだろうギラッと魚が反転しているのが見える。

今年、東北ではマイマイ蛾という蛾が大発生
この渓の周りの木々にもたくさんの幼虫(毛虫)がぶら下がっている。
気が付くとベストやら、シャツにくっついていて、かぶれたりするので注意が必要だ。

フライはインチワーム系のぶら下がりパラシュートを迷わず選んだ。
これがやっぱり大当たり!
魚のサイズはまずまずだが、出るわ出るわの打ち止め状態・・・
ヤマメのストマックはマイマイ蛾の幼虫だらけ・・・少々気持ち悪い・・・
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午後になって雨雲が山向こうに消えていった
あれだけ反応があったマイマイ効果が嘘のようにピタッ!と止まった。
風も納まり水面も何事も無かったように静まりかえった。

場所を上流に移動して2時間後・・・・
赤マダラか?小さいメイフライのハッチが起こり・・・
イワナが水面に浮上し出した。
鏡のような水面に広がる大物の予感・・・
待ってましたョ!
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ここからは18番羽アリと18番メイフライイマージャーで大物狙い
狙ったライズの60㎝ほど上流にするどく落とし、リーダーメンディングで糸ふけを取る・・・
フライ先行でライズ地点へ・・・
モコッ!とフライに出たと同時にテスト用のカーボンロッドがギュンッとしなる
魚の動きをしっかり止め、躍動感がグリップからゴンゴンと身体に伝わる
まさに魚との一騎打ち・・・心地よい緊張感がに気持ちが高ぶり、最高の気分!

この日、尺には泣いたけれど、泣き尺クラスのイワナ、ヤマメを連発
良い雨に泣かされた?東北最終日だった。
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今日、これから蒸し暑い東京に戻らなければならない
こんなさわやかな雨に打たれてしまったら、もう、あのスモッグ混じりの淀んだ空気を吸えるのだろうか?

車窓から見える大川の深緑色した美しい流れが、またおいで・・・とやさしく語りかけてくれたように見えた。
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by katsu-flux | 2009-07-17 14:12 | 釣旅

釣り旅再開!その2 桃源郷を探せ

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山おやじの渓を後にして、これから向かうのは秋田の源流

車は鳥海山の雪解けを背にし何度も峠を越え、釣りキチ三平の作者、矢口高雄さんの故郷横手に入る。

途中、湯沢で川連ロッドの渋谷さんと合流し、岩手から来る友人のなるPと田沢湖の、とあるドライブインで待ち合わせ。

1年ぶりの挨拶もそこそこに、僕らの車は小さな集落を抜け、奥深い山道に入った。
もちろん携帯は圏外エリア。

お目当ての流れは曲がりくねったかなり長い林道をずーっと走り終えた、崖下の遙か先に見えた。
深い緑の木々のすきまから見える小さくキラキラ光る谷の下が川なのだろうか。

渋谷さんの案内で訪れたこの渓は僕自身初めて場所。
子供の時いつも感じてた、あの何とも言えない、わくわく感がじわじわこみ上げてくる。
この先何が待っているのか?
どんな渓なのか?
尺ヤマメは、大イワナは?

などなど子供のように夢ふくらむばかり・・・
いつまで経っても子供なのである・・・・・・・・
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入渓した流れは渇水ぎみ・・
清い水と宝石のようにちりばめられた綺麗な緑の苔が川原の石のうえで光っている。
水質を物語る苔とブナ林が広がるグリーンロードを3人で上流に向かって登って行く・・・

時折、けたたましく鳴く鳥の声以外何も聞こえない・・
渇水の為、水の音さえも無い、不思議な感覚・・・

「上流に行けば水が増えてきますよ」
渋谷さんの言うとうり、だいぶ歩いた先に支流が現れ、小さな堰堤を越えると何とも、美しい流れが広がっていた。

しばらく釣り上がること1時間あまり・・・
虫たちのハッチが始まり、なにやら渓がざわめき出す・・・

辺りをぱたぱたと飛ぶカゲロウが・・・!
オオクママダラだ!
そのオオクママダラをイワナ、ヤマメが狙いを付ける。
僕らはそれを模したフライで彼らを狙う・・・

全員が短時間の内に何度も、なんども竿をしならせた。
ちょっとした深みからはこんなに魚がいたんだ・・・と思わせるほど同じ場所からフライに食いついた、まさに桃源郷・・・
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1時間ぐらいすると急にフライに反応が悪くなった。
まあ、よくあることだから、と場所を変えて更に奥へ進む

しばらく行くと、上流に向かって左側に大きな岩盤の壁が連なり、こじんまりとした淵、それに続く良い感じの平瀬を形成している。
流れはとろっとしており、いかにも大きな魚がいそうな感じ・・・

流れ込み、白泡が消えかかる流芯の、ちょっと対岸よりで極々小さなライズが・・・・
それは「チュボッ」と流れの何かを吸い込んだ。
水面下にゆらり、と見える魚影は・・・明らかに尺をゆうに越えるヤマメだ・・・

思わず後ずさり・・・
落ち着いて、一呼吸・・・
ティペットをチェックして、フライを交換・・・
#18番の羽蟻のパターンをゆっくりと結ぶ・・・
握っているコルクグリップがじわりと汗でゆるみ、ふーっと息を吹きかけて、握り直す。

定位しているだろう事を確認し、短いフォルスキャストで、頭30㎝にフワリと落とした・・・

時間が止まる、その瞬間。

「でたっ!!」

そばで見ていた歓声より、0.5秒は遅れただろうか。
竿は空を、フライラインは力無げに宙を、舞った・・・・

あろう事か、フライが波間にスッと小さく消えた瞬間、頭の中はフリーズ状態。
瞬間にいろいろ考えすぎてタイミングを逸したのだ。

今シーズン、1番の大やらかしだ・・・・

まあ、そんなこんなで釣り上がるも、突然の雨に辺りは薄暗くなってきた。
時間のすでに3時過ぎ・・・
車までは1時間以上たっぷり川を下らなくてはならない。

今日の釣りはここら辺で上がるとしよう。

車に戻ると、全身から汗が噴き出てきて、シャツはびっしょりだ
ふと、気づくと雨も上がってしまっていた。
なんと気持ちの良い夕方だろう。

リンゴジュースで乾杯したあと、車はそれぞれ別の方向へ・・・秋田の釣りは今日で最後だ。
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岩手に向かう途中で僕は鶯宿温泉に・・・

源泉掛け流しのお湯は無色透明で、無味、無臭・・・
疲れた足にじーんと染み渡る・・・快感・・・
湯上がりの肌のしっとり具合も大変良く、湯冷め知らず・・・
源泉は胃腸に良いとの事で星☆☆☆!

お宿は静かな山間にある、質素で綺麗な旅館が良い感じ
食事もボリューム、質ともにまず満足
愛想の無い女将・・それが逆に又良かったりして・・(笑)
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by katsu-flux | 2009-07-01 11:50 | 釣旅

20番の憂鬱

梓方面からとても長い安房トンネルをぬけた瞬間、まぶしい太陽と反射する白い山並みの美しい景色・・・
あわててサングラスを掛け、曲がりくねった道をぐんぐん下る。
もう少し走ればあの蒲田川だ。

この渓の魅力はなんといっても雪景色の中を流れる川で頻繁に起こる渋ーいライズの釣り。
そう簡単には釣り上げられないすれきった山女魚や岩魚との対戦を前に蒲田のキーンと冷え切った空気がとても気持ちいい。

渓谷沿いの温泉が川に流れ込み、所々で生まれる白い湯気が谷間を流れていく。
外気温からは想像出来ない水温が水生昆虫の羽化を促し、それに伴う活性の上がった渓魚達。そしてそれに熱くなってしまった、ちょっといかれた釣り人どもが繰り広げる、これはまさに春の日の夢のごとし・・・・・・・

今回蒲田では、良いサイズの山女魚を釣りたいと狙っていたのだが・・・・・・
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今年も北陸や名古屋方面、そして群馬からも仲間達が集まる。
皆、気の良い、フライフィッシャー馬鹿りだ(笑)!
川を、魚を、そしてライズを見る目力がキラキラしている。
釣りはタイムスリップのようだ。大人になっても心はあの時に戻れる、まさに三平くんになれるのだ。
だからみんな、若いんだね!


初日は思うようなサイズに恵まれなかった。
でも僕らには明日がある。
明日の天気は雨・・・・
蒲田は晴れよりも、曇りや雨の方が絶対的に良いそうである。
雨は僕にとっても仲間みたいなもの。よけい明日に期待してしまう。

そして日も暮れる頃からはお楽しみ、温泉&旨いもの&お酒がお待ちかね。
今年もいたごんさんから振る舞われた生粋の純米酒が今日の釣りの締めくくりにのどを熱くする。
これがあるから釣旅はやめられないのだ。
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翌日、予想通りの雨、そしてそれなりに起こるライズを狙うもサイズがいま1つ・・・
ならばと、程よい時間帯ということもあり流れをたたき上がる釣りに変更。
良いサイズは竿ぬけの瀬に入っている可能性も高いからだ。

驚いた事にフライのサイズはきっかり20番でないと反応が極端に悪い。
16番ではフライに出てもフッキングしなかったり、Uターンされたり、水中でぎらぎらともじったりと・・・
さすが蒲田川・・・

雨がだんだん強くなった。
レインハットは撥水力を失い、フライ交換時にじっとりとした滴を指先に垂らす・・・
空の色は雲が低く垂れ下がり、薄暗い。

あれっ?あれっ・・・
20番のアイにティペットを通す事がこんなに苦労するなんて・・・
乱視だけが原因だけではないようだ。
薄暗い中での作業がこんなに見えないものだなんて・・・
いよいよ僕もローガンの仲間入りなのか?
否定したくとも、現実はそこにあるのだから受け入れるしかない・・・・

しかも薄暗闇の雨の中で、流れにもまれる20番は僕の視界から何度も消えたり、現れたり・・・
こんな状態では大山女魚との勝負は見えている。

5時を告げる音楽が川原いっぱいに響き始めた。
どうやら仕切直しのようだ。

度付きの偏光グラスを新調して、出直すとしよう。(涙)
心の眼力でも毛ばりを見れる力を身につけ再挑戦しよう。(?)
それなりの年齢になったことを自覚しよう。(笑)

それにしても、フライフィッシングはまだまだやる気にさせてくれる、楽しい遊びである。

来週は眼科&メガネのため3連休はおとなしく・・・
今月末からはガンガンいきますよ!
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by katsu-flux | 2009-03-18 01:16 | 釣旅